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かなしいことだけ集めたい

鹿児島帝国で生存中

自慰こそすべて

こんにちは。

 

 

 この話をしましょう。

 


クソうざおじさんや、段ボールの潰し方に異常にうるさいおばさん、怪しい枕、ざるそば、鴨南蛮、水素水、優しい配管工などなど、、諸々の理由で、ガス欠が発生しました。そしてガソリンスタンドはない。ここはコンクリートジャングルだ。
おれはなにをやっているんだか、早くもわからねえぜ東京、的な気持ちが高まり、青菜に塩、おれに労働、働きたくねえ。

ああ、そういえばおれは南の方ではライターって名乗ってたりしたよな。あれは遊んでるみたいでいい仕事だった。
なんてことを思い出していたら有限会社ノオトさんがライターの求人をかけてたんだ。

気になってはいたけれど、仕事始めたばっかだしなんとなく踏ん切りもつかず、でもくっそ有名な会社だし、まあ受からねえだろうから、いっちょ履歴書でも送ってみようかな的な、そういう後ろ向きな気軽さで、三連休の最終日に履歴書を書き始めたんだよ、日曜日の28時くらいかな。なんか夜中だから楽しくなってきて。ララランドのサントラとか聴きながら。履歴書は使いまわせ、職務経歴書は適当にコピペしろ!厄介な私たちに乾杯を!

さて、問題は200文字の課題作文だ。
「価値あるコンテンツとはなにか?」

参った。こういうのはおれは苦手だ(ライターに向いてないのでは?)。結構まじめに考えてしまう、根が小心者の権威主義者だから。で結局、ちょっと前から考えていたこの理屈を押して行こうってことにした。

 

 

文脈は深夜ラジオです。コスい。けどこう書いてみたら案外自分でもそんな気がしてきた。それでこんな文章を書いた。

 

価値あるコンテンツとは「美人のオナニー(by伊集院光)」だ。
それが無料なら最高だけど、ちょっとなら課金しても良いくらいの価値はある。
でも「美人」かどうかより、それが「本気」かどうかは、もっと大切なことだ。受け手は、作り手の「本気」に敏感だから。「コイツ、本気で感じてんじゃねえか!?」ってのがやっぱり一番抜けるよ、少なくとも僕は。誰かのオナニーが、また誰かのオナニーに。オナニーは続く。

 

・・・・・うん、まあ送ることが肝心なんだこういうのは、とトーンダウンして思いながらポチッとメールを送ったよ。

で、まあこの宛先がノオトじゃなくて、弊社の取引先だったって話だ。以上、解散
もう書くのに飽きたので終わりにしましょう。

さて、試用期間はあと一ヶ月ばかりあるわけだが、どうなるでしょうにゃ〜〜〜。まだ国保だし、ハイパー退職タイムもなくはない。されどオナニーは続く。

昼休み日記

今朝はフリースを羽織って家を出た。

昨日までは皮のコートを毎日着ていた。

今日が特にあたたかい日になりそうというわけではなかったけれど、とにかくコートはもう重くてうんざりだったので。

 

1月から生まれて初めて会社員というものになった。形から入ろうと思ったけれど、スーツは着ない類の会社なので、せめてと言うことでシャツばかり着ていた。でもそれももういいやと思ってフリースの下にはトレーナーを着ていた。まあ要するにそのくらいには慣れたってことだろう。

 

コートを着ないと身体が軽い。シャツを着ないと呼吸が楽だ。だから自分では随分スタスタ歩いているつもりだったけれど、外堀通りでいつも追い抜かれる長髪のおじさんにやっぱり今日も追い抜かれた。外堀にはアヒルが意味なさげに浮かんでいる。桜はまだ全然咲きそうにない。3月はやっぱり冬だよね。

 

歩きながら寄せ書きに何を書こうかと考えた。鹿児島にいたころの知人たちが、鹿児島から去る女性の送別会をやるということで、一言メッセージを求められたから。だから厳密には寄せ書きではないけど、気持ちの上ではそんな感じだろうと思った。そういう季節だしさ。

 

すでにそこを去った人間がこれからそこを去る人間に寄せ書きするなんてなんか変だけれど、まあいいでしょう。ぼくはその人のことが自然に好きだったので。けっこう踏み込んだ話もしたことがある。だから寄せ書きに参加すること自体は、うれしい。

 

でもやっぱり、寄せ書きってのはだめだ。書くのも書かれるのもあんまり得意じゃない。自分に充てられた寄せ書きは言いたいことを全然言ってくれてないといつも不満だったし、誰かに向けた寄せ書きには言いたいことなんてひとつもかけた覚えがない。

 

結局会社に着くまでなんにも思いつかなかった。今日の昼までに送ってくれということだったから、昼休みにでも書けばいいやと思った。

 

月曜日の午前中はあっちからきたFAXをこっちにFAXするみたいな、生産性のない感じで過ごした。生産性がない感じでも給料がもらえるのが会社員の醍醐味だろう。

 

それで昼休み。やっぱり何も思いつかない。せめて手を動かそうと思って、持ち歩いているノートパソコンのメモ帳にダラダラ文章を書きはじめていまになる。言いたいことはいつも言えないなあ。おそらく今回も。そういえばスネオヘアーにそんな曲があったねえ。『言いたいことはいつも』、ってそのまんまじゃん。

 

 

言いたいことはいつも

言いたいことはいつも

 

 

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というのが大体一週間前のこと。生産性のない割にはなんとなくバタバタしていて、久しぶりにこのパソコンを起動させたら。書きかけの文章が残っていて、現在。寄せ書きは送った、とりあえず。言いたいことは言えていない。今日もフリースとトレーナーを着ている。たぶん、明日も。彼岸過ぎまでは冬だと思う。

読書会レポート『対岸の彼女』

角田光代さんが来年1月に鹿児島にやってくる!



http://tsubamebunko.chesuto.jp/e1418653.html

ということで、その予習を兼ねて開催されている連続読書会、通称「角田光代マラソン」に参加してきました。
さて、今回の企画、実はぼくもちょこっとお手伝いしているのですが、あまり戦力になっていないので、とりあえず読書会のレポートでも書いておこうかなと思います。



角田光代マラソン」レポート:課題本『対岸の彼女

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

 

 
第1回の課題本は『対岸の彼女』。直木賞にも選ばれた角田さんの代表作です。
参加された方の感想・解釈を覚えている限りでざっと箇条書きしてみると



・1章ごとに現在と過去が入れ替わる構成に引っ張られて、6時間かけて一気読みしてしまった

・逆に時間軸が入れ替わる構成が分かりづらかったので、自分なりの章題をつけて読んだらうまく理解できた(それってもはやプロット分析では!すごい!!)

・構成が『1Q84』っぽい

・固有名詞(オザケン、ナイアガラ、サザビー)などから80年代前半の空気感が伝わってきた

・小夜子が、葵の温泉に泊まっていこうという誘いを断るシーンにゾッとした。同時に2人のやりとりに淫靡な気配を感じ、その場面だけが雰囲気が違うように思えた

・上述の感想に対して、葵の過剰反応(レズだと思われたくないから?)が逆に性的なニュアンスになっているのでは?という指摘

・子供を作ることによって守られている部分がある

・女性間の立場の違いによるディスコミュニケーションというテーマに「少女時代」(少女小説?)を接続したところに新しさがあるのでは

・こんな社長イヤだよね

・夫は(主に舅から)守ってくれない

・ビルから飛び降りることで擬似的な死を体験した葵は結果的にイジメから抜け出すことができたのでは(スクールカーストの対岸への飛躍?)

・葵と魚子が再開する部分はちょっと出来過ぎではないか?

・「そんなとこのあたしの大切なものはない」という魚子の言葉が、この小説の核なのではないか?

・(角田作品に共通して)女性の感じている空虚さを巧みに描いている

・未来に希望の持てるエンディングでよかったと思う

といった感じでしょうか。
(個人的な感想・解釈は抜いてあるので、そちらはまた気が向いたら書きたいと思います~。)

参加者の属性と関連させてみると、ぼくを含めた男性がおもに過去パートに惹かれて「泣けた」など感傷的な感想を抱きがちなのに対して、女性の参加者からは「それは少女に幻想をいだいているからでは?」というようなツッコミが入りました。

一方で女性はどちらかというと現在パートでの、嫁/姑、母/娘、主婦/キャリアウーマンといった女性の関係性の描き方への関心が高かったようです。

今回の読書会では男女間で、作品の「甘5」な部分に惹かれるか、「辛5」な部分に惹かれるかが割とキレイに別れたなという印象でした。

駄話的駄文

GWが始まるということで、ぼくは毎日連休なんですけど??っておなじみのやつをどうしても言いたくなったので更新させていただきます。

ところで金というのはあれですよね、化学変化を起こさない。ゆえに金属の王であると。そんなことをたしかぼくはRAVEで学んだ気がします。いやあ、真島先生はあの頃が画力の頂点でしたね。とはいえ、真島先生ならずとも画力は、もとい人間は変化していくもので。そこが金とは違うところで、それが素晴らしさだったりするわけですが?うむ。まあ、たかだか10日ごときの休日を金と称すなら、この無職生活は、なんなんだろう、賢者の石か?みたいことを思うわけですね。

 

 

でもなんだかんだ、社会がGWだと、それなりにイベントやらなんやらがあり嬉しいものです。

ということで、GWの目標を発表したいと思います。するぞ、発表。

 

1、泡沫訪問

鹿児島には泡沫さんという素敵な古書店がある、らしい。ぼくが鹿児島に来てからは休業中のようだったのですがGWはお店を開けてるらしいのでいってみようというわけです。ちなみに泡沫はうたかたの訳ですが、ぼく恥ずかしながら読めなかったす。国文学科出てるのに恥じ入るばかりです。

2、ブックマルシェで飲み代を稼ぎたい

かごしま近代文学館で行われるブックマルシェに参加します。

見ろ!部屋がゴミのようだ!という感じなんですね。本棚がないんで、本が床に陰毛と一緒に散らかってるのがその原因なのではとぼくは考えました。よしこれは売るしかない。まず本を売り、しかるのち陰毛を掃除しよう、そう考えた訳ですね。売るにしても漫然と、ただダベーっと販売してですよ、まあ売れなくてもしょうがないやってんじゃつまんないので、飲み代くらいは稼ごうという目標を立てた訳です。がんばりましょう。

3、早起き

これですよ。早起きしなくちゃ始まらないね。おやすみなさい。

 

 

おやすみなさいといいましたが、 まったく関係なく、アニメの感想を述べます。
Amazonプライム会員なのですが、どうも雲行きが怪しくなってきたので、ここらで重い腰を上げて、いっちょAmazonビデオとやらを視聴しとくかなと思い、手始めに二日間かけて『サムライチャンプルー』を観ました。2004年の作品なので、もう10年以上経つんですね。でもそう思って見てみるとキャラデザとか結構時代を感じますね、ふうちゃんが特に。
パルプフィクションというかクドカンというか、そういうことをアニメでやろうという、オシャレアニメ時代劇。たしかにオシャレ感すごい、でもなんでこんなに退屈なのかしら。とくに後半。ともに旅する3人の因縁が、ひとつに収斂していくようで、実は全然関係ないのが致命的にダメなところだと思いました。絵的にもマンネリ感があり、強さを示す表現で「水」を連発しすぎている。26話もやらなくてよかったんじゃと感じてしまいました。でも時代劇なのにあえて外来語連発するところなんかは好感が持てましたし、なんだかんだオシャレ感は最後までキープしているところはすごいですよね。一見の価値アリ、とまでは言わないので、無限に時間を持て余しているかた限定でオススメです。

サムライチャンプルー Blu-ray BOX (PS3再生・日本語音声可) (北米版)

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レジと特攻

春ですね。いやもう下手したら夏っぽくない。そんなのってあんまりだよ、まだ4月だよ……。 そんな時は、カタコトの「夏じゃない(チルドルームサマー)」を聴きましょう。

夏じゃない(チルドルームサマー)

夏じゃない(チルドルームサマー)

 

サマージャム95’はまだiTunesの奥に閉まっておこうか。くるりの春風でも聴きながらあいつがくるのを気長に待つ。

うむ、夏じゃない、夏じゃない。

 

で、この春はものすごく無為に過ごしていて、とはいえこんな春は人生初めてだというわけではなく、5年前にもこんな春がありました。そういえば計画停電とかしてましたね、5年前。当時山梨にいて、そのときは夏っぽくないというか冬でしょこれって感じで、コタツも使えず毛布にくるまって過ごしてました、確か。で今度は電力自由化ですか。ふーむ、まあそういうの全然関係ない話なんですが。

 

思いがけず大学5年生になってしまい、仕送りがストップされていたので、ぼくはレンタルビデオ屋でアルバイトをはじめました。ぼくと一緒に採用されたのは高校を卒業したばかりのフリーターの女の子で、彼女とは休憩時間が重なることが多かったのですが、ある日ふたりでロッカールームで休憩していると、心理テスト出していいですかと言われ、いやそういうの信じてないからとかなんとか曖昧な返事をしているうちに心理テストは始まりました。誰もいない道に財布が落ちています拾いますか拾いませんか、というようなもので、拾う→ズルい、拾わない→真面目という、それは心理でもテストでもなくないか???という衝撃の内容でしたが、わたし拾わないから真面目なんですよー、とニコニコしている彼女の様子に、なぜか少しビビってしまいました。でもその子はぼくより随分仕事ができて、クーポンやなんかのちょっとめんどくさいレジの処理もぼくよりスッと覚えていて、覚えの悪いぼくはけっこう助けられたりしていましたね。
もう一人よくシフトが重なったのが、ぼくと同じ大学の出身でフリーターをしている一つ上の女のひとで、このひとの彼氏とは顔見知りだったこともあって、帰りの電車なんかでちょこちょこ話すようになりました。わりと趣味もあって会話するのは楽しかったのですが、後日ぼくが発したイタい発言(歌詞の入っている音楽を聴くのが疲れてきた、というような、たしかにイタい発言。他にも多数。全体的に発する言葉全てがイタかった。)を抽出しtwitter上であげつらっていることを知ってしまい、けっこう死にたくなりました。
バイトリーダーっぽい30くらいの女性はなぜかいつもランチパックのハム&マヨネーズみたいな匂いを発していたのが謎で、たまに駅まで車で乗せてくれた店長はマニュアル車に乗っていて、これみよがしにシフトチェンジを繰り返していました。こんな感じで、ぼくはこのバイトがあんまり好きじゃありませんでした。

さて話は変わって先日、ゲストハウスで知り合ったドイツ人と一緒に知覧にある特攻平和会館に行ってきました。

www.chiran-tokkou.jp

 

ドイツから東京の大学に留学していて春休みを利用して鹿児島に旅行してきたという彼女に、どうしてまた特攻なの?と聞くと、感動したいから、とのことでした。あるねー、そういう気分。一緒に行くかと誘ってくれたので、特攻とか興味ないなーと思いつつも、ドイツ人と行くのはなんか面白そうだったので行ってきました。何より暇だしね。

HPの「特攻平和館とは」を開いてみると、「特攻隊員達が二度と帰ることのない「必死」の出撃に臨んで念じたことは、再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います」とあります。同じようなことが会館に入ってすぐのところに書いてあり、そういう風に個人の感情をサクッと都合良く全体化してしまうのはなんにも反省になっていないのでは、といきなり不安になります。メインの展示物である特攻隊員や家族の手紙は胸アツなのですが(とくに特攻隊員の母親が息子にあてた、特攻するその瞬間にナムアミダブツを唱えてくれ、それだけが母の望みだと懇願する手紙には迫るものがありました)、それだけにその「感動」に押し流された展示になってしまっているという印象です。「負の遺産」の展示ってそれでいいのかい??広島の原爆ドームみたいに有無を言わさない圧倒的なエグさを提示するっていうのは、文章がメインの展示では難しいのもわかりますが。でもそれをしないと「これ特攻美化じゃないの?」というツッコミは避けられないし、実際そうなんじゃないと思わせる危うい内容だと思いました。アメリカの艦隊に命中したことを「成功」と表現する展示があったりもするし。美化したい人は勝手にすればいいと思いますし、そもそも一緒にいったドイツ人のように感動したいという需要はあるんだからそれはそれでいいと思いますが、「再び戦闘機に爆弾を装着し敵の戦艦に体当たりをするという命の尊さ・尊厳を無視した戦法は絶対にとってはならない、また、このような悲劇を生み出す戦争も起こしてはならない」(同上HP)というならやっぱり、「感動」に流されてるだけじゃダメだろう。具体的な物がないのであれば、「じゃあ誰に特攻の責任があったのか?」というところまで示さないとこの施設的にはダメなんじゃないか?と思ってググっていたらBLOGOSにこんな記事がありました。

blogos.com

記事の中で、戦争責任に触れていないではないか、というドイツ人記者のツッコミにたいして平和会館の参事は、いち地方自治体である南九州市は戦争責任に答える立場にはないと答えているので、責任問題に触れていないのは意図的にそうしているようですね。加えて知覧や特攻について研究しているという静岡大学のシェフタル教授が、もともと追悼施設としてはじまった施設で、60年間の伝統があるから、戦争責任の問題に取り組むにも時間がかかる、個人的にはやるべきだと思うけど、とお茶を濁すような発言をしています。60年間曖昧にしちゃったんだから、急には無理だよね〜、というのは割となめられているような感じですが、この記事の答弁を読んでも実際そうなんだからしょうがないでしょう。戦争責任という紛糾しそうな話題はスルーします!でも世界記憶遺産にはしてね!という決意が感じられる記事になっていますので、お暇な方はご一読を。(にしても世界記憶遺産とかほんとどうでもいいよな)

 

そんな感じでモヤモヤしたし、そもそもあんまり「感動」するのは好きじゃないのでぼくにとってはなかなか疲れる施設でした。なので『永遠の0』とかが好きなひと以外にはとくにオススメはしません。ドイツ人的にはどうだったんだろうと思い感想を聞いてみると、遺書や手紙の英訳が微妙で感情移入できなかったとのことで、そうかドンマイ蕎麦でも食べて帰ろうぜとなったのでした。蕎麦屋さんでは「親子丼」というネーミングセンスが残酷すぎる、「それ行け」の「それ」ってなに?くるりの「東京」はドイツ人からしても泣ける、日本人はなんでみんな星野源好きなの?などの有意義な会話がすべて日本語で行われたのですが(3ヶ国語話せる才媛だった)、そのなかで一番びっくりしたのが、ドイツでは、レジ打ちは座ってやるという話でした。どうも欧州ではそれが一般的で、あちらに旅行に行った日本人が驚くというあるあるネタのようです。
その事実というより、自分の中にはレジ打ち中に座るという発想がまったくなかったことに気づいておどろきました。レジ即直立。レンタルビデオ店でのバイトがすきじゃなかった理由のひとつにレジ打ちがクソ嫌いだったというのがあります。退屈なのはさておき、姿勢が悪いせいか筋肉が足りないせいか、ずっと立っていると足や腰が重だるくなって辛かったです。でもはやく帰りたいとは思っても、座りたいとは、思わなんだなー。

 

立ってると疲れるから座りたい、その当たり前の発想ができてなかったことに、ちょっとゾッとしました。
飛躍が許されるならばですよ、飛行機で突っ込んだ彼らと、レジのなかで立ちっぱなしなぼくたちは、どこか似てやしないか、とか考えてしまいます。立ちっぱなしのぼくたちは過労死する系のぼくたちになりやすことを考えたら、大した飛躍でもないのかもしれないし。そもそもなんで立ってしてるんだろうと考えてみると、客が立っているのに店員座るのは失礼じゃないか的な発想が根本にあるだろうことを考えるとますます飛躍ではない気がしてきます。

この苦痛は受け入れなきゃならない苦痛だとあっさり受け入れてしまう。そんで多分、こういう性質を持っている人間は、他人に苦痛を強要する側にだってなりやすいだろうなと思います。「だってこんなの当たり前のことじゃないか」

苦痛を受けるのも、押し付けるのも、回避したい。

 


それには、もっと解像度をあげよう。苦痛を苦痛として見抜く目を。そしてそこから逃げ出そう、というのは無職がいうとあんまりにも自己弁護のようで、ちょっと引くな。

 

鹿児島デビュー&ネカフェレビュー

一月に鹿児島にやってきてもうすぐ三か月になります。
その間に、ぼくは無職になってしまい、引っ越し先で無職とか終わってない?という意見はさておき、まあでももう少し鹿児島にいようかなせっかくだし、という気持ちで暮らしているところです。
先週は無職に加えて住居もなかったので、車に荷物を一切合切つめ込んでネカフェやゲストハウスを転々としてすごしました。いやあ、バン買っといてよかったよかった。夜逃げしたい人がいたら、貸し出しますよ。お気軽にどうぞ。

 

で、鹿児島でネカフェ難民をしたい、という需要が、もしかしたらあるかもしれないので、ネカフェのレビューしておこうかなあと思います。

 

 

Enjoy.com

www.internetcafe-enjoy.com

まず店名がややこしいので-1点です。スマホとかで入力すると勝手に青くなっちゃう。
漫画の品揃えはまあまあです。だいたい最近のネカフェって「この漫画がすごい」を中心に陳列しているところが多いですが、ここも基本的にはそんな感じ。でも最新刊がおいてなかったりして、ちょっと脇が甘いかなという感じ。(プリンセスメゾン2巻はともかく宇宙を駆けるよだか3巻がおいていないのには憤慨しました。オイ!)でも文庫漫画が意外に充実しているのはポイント高いです。手塚治虫全集が揃っているのはとくにうれしいです。『るきさん』とか『漂流教室』みたいな名前だけ知ってた名作も読めてよかった。+10点。
さてEnjoy.comの最大の特徴は、ソフトクリーム食べ放題及びトッピングの充実っぷりでしょう。ソフトクリームに、コーンフレーク、ココアフレーク、グラノーラ、チョコソース、ココアパウダーをトッピングすることが可能です。おすすめは、グラノーラ、チョコソース、ソフトクリーム、ココアパウダーの順での組み合わせですね。反吐が出るほど甘く、最深層のグラノーラにいたるころには毛穴から糖分が噴き出すんじゃないかと心配になります。またフレーク類は、飲料のココアミルクと混ぜることで普通にコーンフレークっぽく食べることが可能なので、朝ごはんには持ってこいです。ここで深夜と早朝に糖分を摂取しておけばカロリーはもうばっちりという感じなので、貧乏人にはありがたい。+10点。
店内の環境は微妙です。なんというか、古いゲームセンターをパーテーションで区切っただけ、みたいな悲しさがあります。まあそれが落ち着くといえば落ち着くので、ここらへんは好みでしょうか。個室の密閉性は低く、扉の上下の隙間も大きいので、店内を歩いていると普通に寝顔が見えたりします。なので性的なことには向いてないです。とはいえこれも興奮する人はすると思うので好みでしょうか。おすすめはしませんが。設備的に一番の不満は検索機の機能が微妙なこと。陳列してある漫画で検索かけてみても在庫なしとか出たりするのがちょっとなあという感じ。それと謎なのがトイレの洗面台に歯磨き粉が大量においてあることですかね。誰が使うんだ?と疑問でしたが、けっこう使ってる人いるようでした。ドア一枚隔てておれウンコしてるんだけどいいの?と思いましたが、まあいいんでしょうね。清潔さとかどうでもいいよね、って退廃的な気分になる空気感がやはり最大の特徴です。-3点。
えーと、ここまでで16点。あ、最後に値段はめちゃくちゃ安いです。入店時間や曜日、クーポンの有無にもよりますが、うまくいけば千円ちょっとで朝までいられます。ので、+3点。19点ですね。なんだかんだ一番使ったお店なのでめちゃ長くなってしまいました。以降はもう少しコンパクトにまとめたい。

 

自由空間

鹿児島中央店(鹿児島県)|インターネットカフェ 漫画喫茶 自遊空間

メジャーなお店ですね。さっきのEnjoy.comとかこのあとに書くコミックバスターとかなにそれって感じだったので安心感あります。+1点。
で、その安心感を余裕でぶち抜かれまして、まあ漫画が少ない。アフタヌーンとかコミックビームとかは基本おいていないという。といって過去の名作がおいてあるわけでもない。週刊誌はコンビニで読むんだよ、ネカフェはそれ以外が読みたいんだよという乞食的発想の人間なので、ほんと不満です。-10点。
室内環境やフード類にも特徴なし。+-0点。
値段はまあまあ高い-1点。
-10点です。ぶっちゃけすぐに出てしまったので、細かいところはわかりません。漫画少ないのは、ぼく的には論外です。

 

 

コミックバスター

www.comicbuster.jp


場所がちょっとわかりづらく、鹿児島の道になれてないと入りづらい駐車場かもしれません。-1点。
漫画は充実してると思います。『あしたのジョー』おいてあるネカフェ実は少ない説を提唱しているぼくとしては、『ジョー』をそろえているのは評価せざるをえないです。『ジョー』どころか『のたり松太郎』も揃っているので、ちばてつや好きにはたならないはず。あと地味に『漂流ネットカフェ』が目立つところに陳列してあるのがツボでした。+14点。
フードも充実していました。ここもソフトクリーム食べ放題なんですが、特筆すべきはポップコーンも食べ放題なこと。これは初めて見ました。甘いしょっぱいの組み合わせ、危険です。あとドリンクバーのポテトポタージュもけっこう珍しい。濃くてうまいです。この手のポタージュ系飲料(おもにコーンポタージュ)の薄さに不満を感じる人は必飲。+8点。
室内も綺麗で、個室の密閉性も高いです。不満なのは、まず喫煙ブースがあってその奥が禁煙ブースになっていること。少女漫画を除く漫画やドリンクバーが喫煙空間にあるのは、非喫煙者にはちょっと優しくないと思います。それと性的なことを防ぎたいのかティッシュがないのもちと困ります。鼻かんだり、ちょっとした汚れをふきとったりするにはやっぱティッシュ欲しいじゃないですか、いやほんとそれだけですよ。あとさらにものすごく細かいことを言えば、フラットシートにおいてある座椅子、デカすぎ。寝るとき邪魔。とはいえやはりトータルの居心地はよいので+2点。

値段は高いような、安いような。滞在時間が長くなるほどお得なのかな?という印象ですね。+-0点。
23点!高得点だなあ。でも最後にちょっとだけ気になったのは、ちょっとルールが厳しいということ。「部屋に持ち込めるのは5冊まで」「読み終わった漫画の棚がわからなかったら検索して戻せ(ほんとにこんな内容の張り紙がある)」などなど。まあセルフサービスってことは理解できるんだけども。-1点で22点でお願いします。

 

サイバック

サイバック天文館店|インターネットカフェ・漫画喫茶なら【アイカフェ】

 そもそもお店の性格からして天文館で終電逃した人を対象にしてるんだろうから当然といえば当然なんだろうけれど、駐車場がない。このお店に車で行こうというほうがどうかしてるのはわかる、わかるんだけれど、-1点です。
漫画は充実してます。本棚がまとまっていて、陳列が分かりやすいのも良い。ただ古い漫画がちょっと少な目かなという印象です。+9点。
ドリンクが充実しています。よくあるドリンクバーだけでなく、ピッチャーがおいてあるのが特徴。ビジネスホテルの朝食バイキング風でちょっと色めき立ちました。牛乳もおいてあって、ここにEnjoy.comのフレークがあれば!と思わずにはいられませんでしたね。でもソフトクリームがないのは悲しいな。+5点。
店内はとてもきれいで快適。たぶん店内環境は4店中最高です。お隣さんの音とかもあまり入ってこなくて静かです。+5点。
ただ、その分というか、値段は高めです。-1点。
17点!あれ得点化してみると意外に低いぞ。洗練されている分、特徴がなかったせいかしら。いや、でもいいお店です。

 

さて、こんな感じです。謎の得点制にしてしまいましたが、実際にお店に優劣があるわけでないんで、まあお好みで。しかし、思ったよりたくさん書いてしまったぞ、という印象でしたね。
いつかのだれかのなにかの参考になれば幸いです。

 

蛇足的に書いてしまうんですが、ネカフェ泊っていうとぼくは『シャーロット』を連想しちゃいます。あの、ピザばっか注文してみたらし団子で人を刺してる回、良かったですよね。

 

 

プリンセスメゾン 2 (ビッグコミックス)

宇宙を駆けるよだか 3 (マーガレットコミックスDIGITAL)

るきさん (ちくま文庫)

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